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看新聞學日語:傻傻分不清的「時世」和「時勢」

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日本人在討論社會問題時經常會用到這樣的表達「このご時世に○○だ」「こんなご時世だから仕方がない」。這裏的「ご時世」究竟爲何意呢?

看新聞學日語:傻傻分不清的「時世」和「時勢」

「ご時世」の意味

“ご時世”的含義

「ご時世」は「時世」に丁寧の「ご」をつけた言葉です。

這個詞由 “時世”與敬語前綴“ご”兩部分構成。

「ごじせい」と読みます。

讀音爲“ごじせい”

「時世」は「時とともに移り変わる世の中」という意味です。

“時世”意爲“隨着時間的推移,紛紜萬變的社會狀況”。

「時世」は古語では「ときよ」と読み、「年月。時代」「その當時の世の中」という意味で昔から使われていた言葉です。

“時世”在古日語中讀作“ときよ”,意指“年月。時代”“當下社會”,這些含義沿用至今。

「時世」という言葉に、特に話し言葉の時は慣用句のように決まった形として「ご」をつけて用いることが多いですので、「ご時世」という形で覚えておくとよいでしょう。

值得注意的是,“時世”搭配前綴“ご”作爲一種固定形式經常出現在口語慣用語中。建議大家直接記憶“ご時世”這個搭配形式。

「ご時世」の使い方

“ご時世”的使用方法

「ご時世」は多くは「このご時世」という使い方で、その時代における世の中のことを意味します。

“ご時世”大多是使用爲“このご時世”,意爲當下時代的社會狀態。

「いいご時世だ」などと、いい意味でも使えます。

抒發讚美之情時可用“いいご時世だ”的表達。

ですが、多くの場合は「嫌なご時世」「こんなご時世」など、今の時代の世の中がよくないという、悪い意味で使われる言葉です。

但更常用的是表達世風日下的“嫌なご時世”“こんなご時世”。

例文

【例句】

このご時世、大學を出ても就職先がないなんてよくある話だ。

如今這世道,大學生找不到工作也是常有的事。

高齢者を狙った、巧妙な手口の詐欺事件が増えている。嫌なご時世だ。

精心設局專門坑害老年人的詐騙案件越來越多。真是世風日下。

この世知辛いご時世に、こんな良心的な店は珍しい。

如此不景氣的狀況下,這麼良心的商家真是太少了。

「時勢」との使い分け

與“時勢”的區別

「ご時世」と似た言葉に「時勢」があります。

“ご時世”的近義詞是“時勢”。

「時世」と「時勢」、読み方はともに「じせい」で、使い方も似ているようです。

兩詞讀音同爲“じせい”,使用方法也很相近。

この二つの違いは

區別如下

「時世」は「その時代の世の中」

「時勢」は「移り変わる時代の様子」

“時世”意爲“當前時代的社會狀況”

“時勢”意爲“時代的風雲變幻”

「時世」は世の中のことを指す言葉です。それに対し、「時勢」は、「勢い」という字が使われている通り、時代が変化する勢いや世の中の変化の動きについて表す言葉なのです。

“時世”偏重於表示社會狀況。而“時勢”則更突出“勢”,表示時代變化的趨勢或社會的動向。

「時勢」にも「ご」をつけて「ご時勢」と言っても間違いではないですが、あまりつけることはありません。本やインターネット上の記事などで「このご時勢」「○○なご時勢」という表現は頻繁に使われており、検索してもたくさん出てくると思います。ですが、文脈から「ご時勢」の間違いであると思われるものが非常に多いです。「時世」と「時勢」は読み方も一緒で、特に混同しやすい言葉ですので気をつけましょう。

“時勢”前綴加“ご”,“ご時勢”這樣的表達並沒有錯,但一般情況下不需要前加“ご”。書和網絡媒體報道中也會有“このご時勢”“○○なご時勢”的表達,搜索一下也會有不少這樣的搜索結果出現。但從上下文具體來看,很多“ご時勢”的使用是錯誤的。“時世”與“時勢”讀音一致非常容易混淆,請多加註意。

【例文】

【例句】

こんなご時世に珍しい出來事だ。(今の時代の世の中のこと)

這事發生在這世道里倒是稀罕。(當今時代的社會現狀)

時勢の潮流に乗り遅れるわけにはいかない。(世の中の移り変わりのこと)

必須緊跟時代潮流。(社會變遷)

本內容爲滬江日語原創翻譯,嚴禁轉載。

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